私的に大きな収穫は、カルテットの公演はもちろんですが、オーケストラ公演も久々の参加でお勉強になりました。

前には豊嶋さん、横にはカルテットメンバーの恵子ちゃんもいてくれたので、まあまあ必死ながらも頑張りました。意味がわからない高音とか絶対マイクには乗せられない周波数とも久々に仲良くなろうとトライして。男気恵子の楽曲を知り尽くした揺るぎないあたりとか、豊嶋さんの柔らかい指示出し、その周りにも優秀な方々が。私的には突発的に叫びたくなったり、和声や構成が気になったり一人でめちゃくちゃ忙しいことになっているのですが、そんな感じがバレないように弾いていました。ふっと向かい側の那央ちゃんの顔に癒されたりして。

バンドだと音楽性やテクニックはもちろんだけど、グルーヴがあるからタイトさも結構必要だったりして、その辺りがクラシックだと逆に柔らかさというか、正解を無理に決めないみたいなところがあって、最終的にオケとしてサウンドしてるかなという感覚かな。

「えー！！！ここかあああ」

と叫びながら弾いてる感じです。これはオーケストラや指揮者によって全く違うので、奇跡的な動きで素晴らしい演奏になったり、本当に想像以上のことが起こるのです。素晴らしい指揮者は人間力もあるから知らずのうちに引っ張られるというかまとまってしまうというか。

今回はみなさんお互い結構初めまして、な感じもあったのでリハーサルで様子を見ながら音を作っていきました。

2025.12